ご挨拶

理事長 野村恭也
公益財団法人国際耳鼻咽喉科学振興会
理 事 長   野 村 恭 也

皆様から日頃よりSPIOにいただいております温かいご支援に厚く御礼申し上げます。

SPIOは皆様のご寄附によって助成事業を行う公益財団法人です。SPIOでは長年にわたり、若手外国人留学生への研究助成及び日本人若手研究者への留学助成や海外での学会発表助成を行ってきました。この事業が継続して行われたのは杉田麟也先生及び戸田俊太郎氏のご寄附があったからです。そのご寄附が27年度で終了し、本年度は規模を縮小して継続いたしました。この度、故曽田豊二先生からご寄附を頂戴し、来年度は助成を拡大継続できることになりました。

曽田豊二先生は、福岡大学名誉教授で、社団法人日本耳鼻咽喉科学会の理事長を昭和63年から平成4年まで4年間、引き続き財団法人国際耳鼻咽喉科学振興会(SPIO)の理事長を平成5年から平成15年まで10年間なさいました。先生はSPIOの主務官庁であった文部科学省から特定公益増進法人(特増)の認可を取るべくご尽力され、その結果、特増の税制優遇により寄附金が大幅に増え、財団の財源を確保してSPIOの基礎を確立なさいました。先生は平成29年1月13日に92歳の天寿を全うされました。この度、奥様より故人のご遺志により、遺産の一部をSPIOの助成事業に役立ててくださいと1億円をご寄附頂きました。

ご寄附の活用についてSPIO理事会で協議した結果、来年度事業として曽田豊二先生のお名前を冠して研究助成金及び奨学金の助成事業を継続することとなりました。その他には、時間をかけて有意義な活用を検討していきたいと思っております。最近は、海外からの留学生が減少しているようです。また、海外へ出る日本人研究者も減少しているようです。内外の若手研究者を育成するためにご寄附を役立たせることは曽田先生のご遺志に適うことだと考えます。SPIOでは実態調査をするとともに有効活用する具体案を検討したいと思いますので、皆様のご意見ご提案を是非お聞かせいただきたくお願い申し上げます。

今後ともSPIOを通して耳鼻咽喉科学、頭頸部外科学及び関連分野への貢献に寄与してまいりたいと考えますので、引き続きご理解とご支援をいただきたくお願い申し上げます。



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